お風呂に入るとかゆみが起こる理由

特に寒い時期、冷たい脱衣所から温かいお風呂場に移動して温かいお湯に浸かり、出てくるとなぜかかゆいブツブツが出る・・・これは温熱じんましんで間違いないですね。

温熱じんましんとは急に血管が拡張して血流が良くなると体内に滞留してるヒスタミンが血液内を勢いよく流れかゆみ神経を刺激し、ヒスタミンは血管壁の浸透性を上げる役割もあるので血管壁から体液がもれだし、皮膚の下に溜まり膨らみを作りじんましんが発生します。

血流が良くならなければいいんですが、お風呂は血行を良くするものですからそれを防ぐことはできません。お風呂入るなっちゅー話です。問題はなぜヒスタミンがそんなに滞留してるのか?という点です。

元々アレルギー体質じゃないですか?もしくは花粉症持ち?花粉症を持っているということは間もなく食物アレルギーを発症する日も近いでしょう。花粉症を起こす花粉と似たタンパク質構造の食物にアレルギーを起こしやすくなります。りんご、もも、キャベツ、にんじん、じゃがいも、トマトなどです。

アレルギー体質の人の体の中には暴走しやすい免疫系が活躍しています。免疫細胞のちょうどいいバランスを崩してしまった「リンパ球過多の免疫系」です。免疫系のバランスを崩すキッカケは誰にでもあります。ストレスとか不規則とか運動不足とか睡眠不足とか。

ある種の型のタンパク質が体内に入ると、普通なら見過ごされ栄養吸収して便や尿となって排出されるのですが、「リンパ球過多の免疫系」では何を間違えたのか攻撃を加えてしまいます。抗体をいっぱい作るんですね。これで身体に合わないタンパク質が決定。次に入ってきた時は完全に敵扱いです。アレルギー体質の出来上がりですね。

で、ヒスタミンですが、これはそのタンパク質を叩いてる最中に抗体をやたらめったら作るのですが、その放たれた手裏剣が間違って自分の細胞を壊してしまうんです。その中にヒスタミンは格納されています。元々ヒスタミンは免疫系を助ける大事な分泌物です。血管を広げたり浸透性を高めたり神経伝達の仕事を持ってます。

そのヒスタミンが必要もないのに大量に体内に溢れます。それだけならまだいいのですが、なんとアホな免疫系は味方のヒスタミンまで叩いてしまうのです!

じんましんは血管の壁から滲み出るヒスタミンの死骸を含んだ体液が膨らみを作ったもの。一度に全ては排出されませんから次の戦いまで体内を静かに巡ってるのです。

お風呂では体温が上がりますよね?体温が上がると基本免疫系は活発になります。多分ですが、その活発になった免疫系が残ってるヒスタミンを叩いてるのではないかと見ています。

長い説明でしたがわかるでしょうか?アレルギー体質のナゾのかゆみを治すにはアホな免疫系を賢くしないといけないことはわかったと思います。

方法はありますよ。免疫力をアップするには腸にポイントがあります。腸内には全体の8割もの免疫細胞が集まってますからね。免疫細胞たちはここで毎日入ってくる食物を相手に、これは見逃していい相手、見逃してはダメな相手を見極める勉強をしています。

腸が汚れているとこの勉強がうまくいかないのです。ロクに勉強もしないから叩かなくていいものまで叩いてしまうのです。腸内に便を溜めずにいつもキレイにしておくこと。これが免疫系を賢くする秘訣ですよ。

>> 腸と免疫力の関係をもう少し詳しくお話します